皮膚科 婦人科 美容クリニック インタビュー

検査して、知って、心と身体を整える。クレアージュが提案する、女性のための「かかりつけクリニック」のかたち

更新日:2026/06/30
浜中 聡子

インタビュー

浜中 聡子

検査して、知って、心と身体を整える。クレアージュが提案する、女性のための「かかりつけクリニック」のかたち

年齢を重ねるなかで、髪や肌、体型といった見た目の変化に気づく。

同時に、これまで当たり前だと思っていた健康が、当たり前ではないと感じはじめる――。

そんな女性のさまざまな「揺らぎ」に、検査と治療の両面から向き合うのが、女性専用クリニックのクレアージュ東京だ。

発毛治療を中心に、肌や身体のエイジングケアを担う「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」と、女性に特化した人間ドックを提供する「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」。

この2つのクリニックを統括するのが、クレアージュ総院長の浜中聡子医師だ。

リエゾン精神医学・精神科救急の現場を歩んできた浜中医師が大切にするのは、「心と身体は両輪」という考え方。

その視点が、女性のライフステージに寄り添うクリニックづくりにどうつながっているのか。

エイジングケアと検診、それぞれにかける思いを伺った。

クレアージュ
浜中 聡子
浜中 聡子
クレアージュ総院長/クレアージュ東京 エイジングケアクリニック院長
日本抗加齢医学会専門医。(※1)クレアージュ東京院長。医学博士。北里大学大学院医学部卒業。女性のためには「前向きに年齢を重ねていくこと」の重要性を感じ、日本抗加齢医学会専門医、国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)認定医、米国抗加齢医学会(A4M)認定医、米国先端医療学会(ACAM)認定医などの資格を取得。精神と身体の両面からケアすることを得意としながら、「ウェルエイジング」を提唱し臨床現場に立っている。著書に『美人増髪計画』『アフター更年期からの不調を治す50の習慣』など。

※1:日本抗加齢医学会 全国専門医MAP

「検査」と「エイジングケア」の両輪で、女性のライフステージに伴走する

クレアージュ 浜中 聡子 総院長
クレアージュ 浜中 聡子 総院長

―はじめに、クレアージュがどのようなクリニックなのか教えてください。

浜中:クレアージュには、大きく2つの柱があります。

ひとつは、髪や肌、身体のエイジングケアを担う「エイジングケアクリニック」。

もうひとつは、女性に特化した人間ドックを行う「レディースドッククリニック」です。

年齢を重ねると、病気とまではいかなくても、髪や肌、体型など、加齢によるさまざまな変化やゆらぎが現れます。

そうした変化に対して、いかに健康的に、美しく年を重ねていけるかを支えるのがエイジングケアクリニックの役割です。

一方、身体を総合的に検査し、ご自身の身体の状態を知っていただくのがレディースドッククリニックです。

―エイジングケアと検査は、どのように連携しているのでしょうか。

浜中:エイジングケアは、病気の予防や身体の健康があってこそ成り立つものです。

また、エイジングケアというと外見のケアをイメージされがちですが、そこには身体の内側のケアも含まれます。

身体の健康と美容の両面からトータルで状態を把握したうえで、患者様が十分に納得できる優先順位を提案していく

そうしたアプローチができることが、外見・内面ともに健やかに年を重ねているという患者様の自信につながると考えています。

―エイジングケアクリニックの概要や特長を教えてください。

浜中女性の薄毛・発毛治療を中心としたエイジングケア専門クリニックで、全国5院を展開しています。(※2)

1999年に女性専門の薄毛治療を開始して以来、26年間で65万人以上の患者様を治療してきました。(※3)

この長年にわたり蓄積されたデータと知見を患者様一人ひとりへのご提案に活かし、オーダーメイドの処方を行っています。

また、薄毛・発毛治療を軸としてはいますが、髪だけでなく、肌・体型などのさまざまなお悩みにも対応しています。

美髪治療、産後抜け毛治療、といった髪の悩み別メニューに加え、しみ・しわ・たるみといった美容皮膚科、注射・点滴、メディカルアートメイク、がん治療や手術、怪我による外見の変化をケアするアピアランスケアにも対応しています。

こうして包括的にエイジングケアを提供している中で大切にしているのが、「綺麗に年を重ねる」ためのアプローチです。

やみくもにあれもこれもと手を加えるのではなく、各患者様にとって本当に必要なケアを適切なタイミングで提供することを心がけるべく、医療機器や施術メニューもその方針に沿って取り揃えています。

クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 受付
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 受付

―レディースドッククリニックには、どのような特長があるのでしょうか。

浜中完全女性専用で、人間ドック・検診・婦人科外来を行っています。

人間ドックでは婦人科診察をはじめ、経腟超音波やマンモグラフィなど、一般的な健康診断ではカバーされにくい検査も行っています。

それにより、女性の罹患率が高いとされる乳がん・子宮がん・大腸がんに加え、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫といった女性特有の病気の早期発見を目指します。

プランは20代向けから更年期世代まで、ライフステージに合わせて必要な検査を受けることが可能です。

一般的な人間ドックにおいては、ホルモンのゆらぎや、女性特有のライフステージの変化に寄り添うという視点はまだ主流ではありません。

そのため、婦人科の検査までを一つの施設内でまとめて受けられる環境は限られており、当クリニックの大きな特徴となっています。

加えて、当クリニックでは医師もスタッフもすべて女性であることも特徴のひとつです。

クレアージュ東京レディースドッククリニック 受付
クレアージュ東京レディースドッククリニック 受付

―検査は「怖い」「受けたくない」というイメージを持たれがちななかで、「女性医師なら」と前向きになれる患者様もいそうですね。

浜中:そうですね。婦人科検診では、子宮や卵巣の状態を確認するために経腟超音波は欠かせません。

ただでさえ内診に抵抗を感じる方は多いので、担当が同性の医師であれば、より気楽に受けていただけるのではないかと思っています。

また、消化器内科の大腸カメラについても同様で、女性医師が担当することで心理的な負担を和らげることができると考えています。

検査を「受けたくない」と思う気持ちに寄り添いながら、それでも受けやすい環境をつくることが、私たちの大切な役割の一つです。

※2:札幌院は、Dクリニック札幌内クレアージュ外来となります。
※3:1999年7月~2024年12月クレアージュグループ延べ患者数、クレアージュ調べ

誰もが向き合う「エイジング」。ひとりで悩まず相談を

クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 待合室
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 待合室

―女性の薄毛には、どのような原因があるのでしょうか。

浜中:男性のAGA(男性型脱毛症)については、ジヒドロテストステロンという原因物質が分かっているのですが、女性の薄毛についてはまだ明確には解明されていません。

その中でも、加齢に伴う抜け毛や薄毛の進行には、大きく2つの要因が関与していると考えられています。

ひとつは血流量の低下、もうひとつは女性ホルモンや成長ホルモンといったホルモン分泌量の低下です。

ただ、それ以外にも要因は多岐にわたります。

過度なダイエットによる栄養不足、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群などホルモン変動を強く起こす疾患、精神的なストレス、その他大きな病気の影響など、背景は人によってさまざまです。

だからこそ、髪の悩みひとつをとっても、内服や外用、注射、点滴によるアプローチなど、その方に合った治療を多角的に見極めることが大切なのです。

その際には、更年期症状の有無や、家族歴も考慮して判断します。

薄毛治療の様子
薄毛治療の様子

―どのような年代の方が、どんなお悩みで来られるのでしょうか。

浜中:当クリニックには10代から90代まで幅広い年代の方がいらっしゃいますが、お悩みの内容は本当に個人差が大きいです。

ただ、どんな方であっても、毛量や髪の太さ・質のピークは30代後半ごろで、そこからは程度の差こそあれ、誰もが少しずつ変化を迎えます。

気になる症状は、抜け毛、まとめ髪のボリュームダウン、分け目からの地肌の透け、髪の細さや柔らかさへの変化など、人それぞれです。

ただ、年齢を重ねるにつれてこうした変化が重なり合い、薄毛としてはっきり気になるようになってくるケースが多いですね。

―髪のお悩みは誰もが抱える可能性がありながらも、周囲に相談しづらいイメージがあります。

浜中:そうなんです。美容院で指摘されたり、セルフレジやエレベーターのカメラに映った自分の姿で気づいたり、さまざまなきっかけで気づきます。

それを友人に話しても「大丈夫だよ」と言われてしまって、結局ひとりで抱え込んでしまうという方も少なくありません。

気になりだすとどうしてもあれこれ思い悩みがちですから、治療をするかどうかは別として、専門家に客観的な意見を聞いてみることは、ひとりで悩み続けるよりもずっと前向きな一歩になると思います。

ですから、まずは気軽にご相談いただけたらと思います。

受けて終わりにしない人間ドック。健康管理につなげる環境を提供

クレアージュ東京 レディースドッククリニック 待合室
クレアージュ東京 レディースドッククリニック 待合室

―レディースドックにおいて「人間ドックをなんとなくで終わらせない」という考え方を掲げています。ここにはどのような課題意識があるのでしょうか。

浜中:人間ドックを受けると結果が送られてきて、「A」「B」といった判定がつきますよね。

たとえばD判定が出た時に「病院で検査を受けてください」と書かれていても、どこへ行けばいいのか、それがどの程度の緊急性を要する状態なのか、患者様にはなかなか分かりません。

「この後どうすればいいんだろう」「何科に行けばいいんだろう」と不安なまま放り出さないため、結果をきちんとご説明し、複数の指摘があればどれを優先して受診すべきかまでお伝えする。

これこそが、私たちが大切にしている「なんとなくで終わらせない」ということです。

マンモグラフィーの検査室
マンモグラフィの検査室

―検査をして終わり、にはしないということですね。

浜中:その通りです。医療の専門家でない方が結果だけを見ても、何をどう判断すればいいか分からないのは当然のことです。

過剰に心配する必要はないけれど、放っておいてはいけないものもある…

そこを正しく見極めて、この先どうすべきかを具体的にご案内し、日々の健康管理につなげていただくまでが人間ドックを受ける意義だと考えています。

―会社の健診などとの違いは、どんなところにあるのでしょうか。

浜中:会社にお勤めの方には法定健診がありますが、検査を受けたあと、再検査項目があったとしてもその定期的なフォローにまでつながらないケースも多く、結果が単発の「点」で終わってしまっている方がいらっしゃいます。

でも、人間の身体は長期的に変化を見ることが大切ですから、「線」で見ていくことが必要なのです。

当クリニックでは、検査から経過観察、必要であれば受診案内まで一つの施設で受けることができます。

毎年同じ施設で受診して結果を蓄積しつつ、変化を総合的に追っていくことで、将来的なリスクも見えてきます。

忙しい現代の女性へ。「年のせい」で諦めないで

待合室の壁と検査着の上に羽織るガウン
待合室の壁と検査着の上に羽織るガウン

―現代の女性が抱える健康や美容の課題には、どのようなものがあると感じていますか。

浜中:女性のキャリアが広がり、共働きも増えるなかで、以前と比べて女性が担う役割は多角化したと感じます。

仕事のストレスに加え、パートナー、子ども、親、そして自分自身の身体——ライフステージによって優先順位は変わりながらも、それらをなんとか切り盛りしていかなければなりません。

そのなかで、どうしても家族のことを優先して、自分のことは後回しになってしまいがちです。

たとえば、不正出血や下腹部痛があっても「大したことはないだろう」と自己判断して受診しないといったケースは往々にしてあります。

本当に大丈夫であれば、検査をして「問題ありません」と太鼓判をもらえばいいのですから、ぜひご自身の身体も大切にして、受診していただきたいと思います。

―健康や美容の課題には、ストレスも関係するのでしょうか。

浜中:そうですね。強いストレスを受けたことでホルモンのバランスが乱れ、生理周期が乱れるといった症状が現れることもあります。

とはいえ、ストレスを完全になくすことは難しいですよね。

そのため、ストレスとうまく付き合うマネジメントが大切だと思います。

自分が「しんどい」ときにどんな体調の変化が表れるかを知っておくこと、そしてそのサインが出たら「自分のSOSだ」と捉えて、仕事量や生活を調整していくこと。

そういう感覚を身につけると自分の身体を守ることにつながると思いますので、気軽に相談していただきたいです。

婦人科の検診室
婦人科の検診室

―更年期の症状についても教えてください。

浜中:更年期症状ほど、人によって違いが大きいものはないと感じています。

閉経前から症状が強く出る方もいれば、閉経後しばらく経ってから出る方もいますし、近年は閉経の年齢が遅くなってきていることもあり、症状が現れる時期もそれに伴ってずれてきています。

そのなかで、「年のせい」と諦めがちな体調の変化が、実は更年期の影響だったというケースもあるのです。

他の科を受診しても原因がはっきりしないときは、ホルモンのゆらぎによる体調変化の可能性も視野に入れて、婦人科を受診してみてください。

生理や更年期にまつわる不調は、「女性だから」「年だから」と諦めてしまいがちです。

でも、適切な治療を受けることでずっと楽に過ごせる可能性がありますから、ぜひ積極的に活用していただきたいと思います。

― 具体的にどのような改善が期待できるのでしょうか。

浜中:たとえば、ほてりや発汗にはホルモン補充によって症状の改善が期待できます。

関節痛も、リウマチではなくホルモンの影響によるものであれば、ホルモン療法や漢方で和らぐことがあります。

やる気が出ない、疲れやすい、集中できないといった不調も、甲状腺やホルモンの調整で改善する方がいます。

睡眠の質も年齢とともに変化しやすく、途中で目が覚めてしまうといった悩みも、適切なケアによって体調や疲労感の改善が期待できます。

「心と身体は両輪」――救急医療の現場で抱いた確信

クレアージュ東京 診察室
クレアージュ東京 診察室

―先生が医師を志されたきっかけを教えてください。

浜中:根本にあるのは、病気をしたときに「なぜこうなるのか分からない」ことへの違和感です。

なぜ熱が出るのか、なぜ頭が痛くなるのかといった「分からなさ」をそのままにしたくないという思いが原点でした。

また、私が進路を考えていた頃はちょうど就職氷河期で、女性の総合職もまだ少ない時代でした。

時代がどう変わっても、どんな状況になっても人の役に立てる仕事をしたいと考えたことも、医師を選んだ理由の一つです。

―その後、精神科の道に進まれていますが、なぜだったのでしょうか。

浜中:もともと、身体も心も診られる医師になりたいという思いがありました。

進路を考えるときに、当時の精神科の教授に「内科や外科などの身体科を先に経験してから精神科に進むのと、どちらがいいか」と相談したんです。

すると「身体科が先になると、人を診る精神科の目は養いにくくなることがある」というお話をいただきまして。

なるほどと思い、精神科に進むことにしました。

クレアージュ 浜中 聡子 総院長
クレアージュ 浜中 聡子 総院長

―その後は、精神科救急の現場に長くいらしたそうですね。

浜中:はい。救急には、けがや病気で運ばれてくる方だけでなく、精神科的な対応が必要な方も多くいらっしゃいます。

また、総合病院では各科を横断して患者様の精神的なケアにあたる「リエゾン・コンサルテーション」という分野を担当していました。

救急の現場にいると、明日誰の人生がどうなるか分からないということを日々感じます。

急な事故や事件は避けられないとしても、最後に「いい人生だった」と思えるためには、心身の健康が整っていることが欠かせない

その確信が、今の私の考え方の土台になっています。

―それからどのような経緯でクレアージュの総院長になられたのですか?

浜中:直接のきっかけは、大学の先輩からお声がけいただいたことです。

さまざまなお話をするなかで、自然とご縁がつながっていったような感じでした。

私の考えや思いを共有していくうちに、クリニック側もそれに合わせて環境を整えてくださって…

今こうして外見と内面からトータルで患者様をサポートする仕事をすることができており、人にも組織にも恵まれたとしか言いようがないと思っています。

―女性のエイジングケアやライフステージに向き合うなかで、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

浜中:がんやがん治療によって外見に変化が生じる患者様向けのアピアランスケアを始めてからのことです。

来院される患者様のなかには、乳がんの治療で髪が抜けてしまった方がいらっしゃるのですが、治療が終わってもなかなか完全には元に戻らない場合があります。

仕事や社会に戻っていくうえで、髪はとても大きな意味があります。

その髪のリカバリーをサポートしながら、再発がないかもきちんと見守っていく…

そうして患者様が前を向いていかれる過程に寄り添っていけることが非常に嬉しく、とても印象に残ります。

また、当クリニックには乳がんに限らず、全身性エリテマトーデス、リウマチといった自己免疫疾患、クローン病など、さまざまな事情を抱えた方がいらっしゃいます。

個々の背景に寄り添いながら髪のケアにも向き合っていくと、患者様の心に余裕が生まれてきます。

すると「実はここのたるみも気になっていて」と、自分自身への関心が広がっていくのです。

そうして心や生活が前向きになっていく変化に寄り添えることが、この仕事の醍醐味だと思っています。

身体も心も大切に。居心地の良いクリニックをつくりたい

クレアージュ 浜中 聡子 総院長
クレアージュ 浜中 聡子 総院長

―診療で大切にされているモットーはありますか。

浜中:身体の問題と心の問題、どちらか一方に決めつけないことです。

たとえば、心の不調で来られた方でも、すぐに「心の問題」と決めつけず、たとえば甲状腺機能の低下が抑うつのような状態を引き起こしていないかなど、身体の方にもしっかりセンサーを働かせます。

逆に、身体のお悩みで来られた方でも、その奥にあるその方の背景まで丁寧に伺うように心がけています。

―そのセンサーを持ちながら患者様と向き合ううえで、心がけていることはありますか。

浜中:初診ですべてを話していただくのは難しいかもしれませんが、できるだけ何でも話してもらえる雰囲気をつくることですね。

構えてしまうと大切な情報が伝わってこなくなるので、「こんなことを話してもいいのかな」と思うようなことでも、気軽に口にしていただけるようにしたいと思っています。

ですから、スタッフにも「患者さんが何を求めているかをよく見てあげてね」とよく話しています。

医師には言いにくくても、スタッフには話せることもあるので、最初に言葉を交わすスタッフのほうが多くの情報を持っていることもあるんです。

それも私にとって診療上の大切な判断材料になるので、これはクリニック全体で共有している指針ですね。

スタッフと患者様のやりとり
スタッフと患者様のやりとり

―そのために、クリニックの雰囲気づくりにおいて意識されていることはありますか?

浜中:あまりにも「病院」すぎる雰囲気のところには、足が向きにくいと思うんです。

ですから、清潔であることは当然の基本としつつ、温かみがある居心地の良い雰囲気作りや、「また来よう」「相談に行きたい」と思ってもらえるような場所でありたいと考えています。

たとえばレディースドッククリニックでは、ゆったりと着ごこちのいい検査着のほか、検診後はハーブティーやスイーツを楽しんでいただけます。

また、待合室ではアロマテラピーをたいたり、グリーンを配置したりと、「病院らしくない、緊張しない空間づくり」を目指しています。

―仕事を通じてやりがいを感じる瞬間を教えてください。

浜中:やはり、患者様のお役に立てたと感じる瞬間ですね。

どんな形であれ、その方に喜んでいただけて「役に立てた」と思えたら、それだけで本当に嬉しく思います。

人の役に立つことが純粋にうれしいから、この仕事を続けていられるのだと思います。

「自分を知る」ことから。健康寿命を、自分の手で

クレアージュ東京 レディースドッククリニックの待合室の窓際席
クレアージュ東京 レディースドッククリニックの待合室の窓際席

―どのような方に来てほしいと考えていますか。

浜中:どんな方にも来ていただきたいですね。

特に、意外と自分の身体のことを知らない方が多いので、まずは「自分を知る」きっかけとして、人間ドックを受けていただきたいと思います。

健康診断を毎年受けていて、それで問題がなかったとしても、それはあくまでも入り口にすぎません。

骨年齢、ホルモン年齢、血管年齢、神経年齢など、さまざまなバランスのなかで、人はどこかのタイミングで身体に負担が出てくることがあります。

それはその方の弱点であり、そのままにしておくといつかそのバランスが崩れてしまうかもしれません。

その弱点を知っていれば今のうちからケアすることもできますから、まずは知っておくことが大切なのです。

また、髪や肌のケアについても、治療をするかしないかは置いておいて、どんな選択肢があるのかを知るだけでも、自分の人生を自分の手でつかみ取る一歩になると思います。

ぜひそのような形でクリニックを活用していただけたらと思います。

―今後のビジョンについて教えてください。

浜中:検査の面では、低被ばくのCTや小型のMRIなど、断層画像を院内で撮影できる環境を整えていきたいと考えています。

腹部エコーでも胆のうや腎臓などをある程度確認できますが、位置や状態をより正確に把握するには断層画像が有効です。

必要に応じて連携先をご紹介していますが、いずれは院内で完結できるようにしていきたいと思っています。

薄毛治療の様子
薄毛治療の様子

―最後に読者の方へのメッセージをお願いします。

浜中:みなさんそれぞれのライフステージで悩みながら、毎日人生を頑張っていらっしゃるので、「その悩みを抱えているのはあなただけではない」と伝えたいです。

年を重ねる中でマイナートラブルが出てくるのは誰にでもあることですから、「恥ずかしい」「私だけかも」とは思わないでいただきたいのです。

また、日本人女性の平均寿命は長いですが、これは健康寿命が伴ってこそ、より豊かなものになります。

寝たきりや認知機能の衰えは、できれば避けたいですよね。

最後の形は選べないとしても、そうならないための小さな努力はできますし、特に食事と睡眠を土台とした生活習慣は、身体に大きく響きます。

大人になると、正しいことは分かっていても、誰も注意してくれないためについ楽なほうへ流れてしまいがちです。

だからこそ、一度立ち止まって自分の生活を見直してみていただきたいと思います。

どのようなライフステージにいる方も、ぜひ前向きに、ご自身の身体と向き合っていってください。

インタビューを終えて

取材を通じて印象的だったのは、浜中総院長が一貫して持っている「心と身体は両輪」という考えだ。
検査とエイジングケア、外見と内面、どちらか一方ではなく、トータルで女性に寄り添う姿勢が随所に感じられた。
「検査を受けるのが嫌」「結果を見るのが怖い」といった不安な思いと身体に寄り添ってくれる場所がここにある。
まずは「自分を知る」ことから。

クレアージュは、心と身体の健康に一歩踏み出し、これからの日々を支えてくれるパートナーとなりうる存在だ。

クレアージュについて

項目 詳細
クリニック名 クレアージュ東京 エイジングケアクリニック
クレアージュ東京 レディースドッククリニック
院長 浜中 聡子(はまなか さとこ)
クリニック紹介 女性専門のエイジングケアと、女性に特化した人間ドックの二本柱で、女性のライフステージに寄り添うクリニック。エイジングケアクリニックでは、長年の治療データと知見を活かしたオーダーメイド処方による薄毛・発毛治療を中心に、美髪治療や産後抜け毛治療のほか、しみ・しわ・たるみへの美容皮膚科、注射・点滴、メディカルアートメイク、がん治療などによる外見変化に向き合うアピアランスケアにも対応。レディースドッククリニックは医師・スタッフすべてが女性の完全女性専用施設。ライフプランや悩みに応じた複数の人間ドック健診プランを用意。基本的な検査項目に加え、女性に必要な3部位(子宮・大腸・乳房)の検査を提供している。
所在地 〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル 北館17F
アクセス 有楽町線「有楽町駅」D2出口より徒歩約1分
電話番号 <クレアージュ東京 エイジングケアクリニック>
03-5224-6661

<クレアージュ東京 レディースドッククリニック>
0120-815-835
診療時間 <クレアージュ東京 エイジングケアクリニック>
火10:00 ~ 14:00/15:00 ~ 18:00
水10:00 〜 14:00
木10:00 ~ 14:00/15:00 ~ 19:00
金10:00 ~ 14:00/15:00 ~ 19:00
土9:00 ~ 14:00/15:00 ~ 18:00
休診日:月曜・日曜

<クレアージュ東京 レディースドッククリニック>
火~土 8:30 ~ 16:30
休診日:月曜・日曜
Webサイト https://www.womenshealth-tokyo.com/
https://www.creage.or.jp/
ご予約 WEB、LINE、または電話での予約
インタビューした人
安藤ショウカ
フリーライター
安藤ショウカ
元エンジニアの視点を活かし、DX・テクノロジー・スタートアップなどBtoBビジネス系の取材記事を得意とする。近年は、統合報告書やサステナビリティ関連コンテンツ、医療・ヘルスケア領域の取材記事などにも携わり、経営者、専門職、現場担当者へのインタビューを通じて、企業や組織の価値を丁寧に掘り下げている。