皮膚科 美容クリニック インタビュー

患者様が目指す姿まで見据える。海老名皮フ科クリニックが大切にする皮膚科医療

更新日:2026/10/23
小谷和弘

インタビュー

小谷和弘

患者様が目指す姿まで見据える。海老名皮フ科クリニックが大切にする皮膚科医療

「ニキビを治したい」「気になるしみを目立ちにくくしたい」。

そうした相談の先には、「こんな肌になりたい」「ここを気にせず過ごしたい」という、患者様それぞれの理想がある。

海老名皮フ科クリニックの小谷院長が診療で見据えるのは、目の前の症状だけではない。

患者様が言葉にできていない思いまでくみ取り、その方にとって本当に必要な治療の道筋を、ともに考えていくという。

阪神・淡路大震災を経験して医師を志し、麻酔科から皮膚科へと歩んできた小谷院長に、これまでの道のりと、治療を組み立てるうえで大切にしている考えを伺った。

海老名皮フ科クリニック
小谷和弘
小谷和弘
理事長/院長
兵庫県出身。東京医科歯科大学(現・東京科学大学)医学部卒業。麻酔科、内科、皮膚科・形成外科で研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医(*1)、厚生労働省指定麻酔科標榜医(*2)、日本内科学会認定内科医(*3)の資格を有する。2015年に飯田橋駅前さくら坂クリニックを開業。2021年には恵比寿ブライトスキンクリニック池袋院を開業し、2023年9月に海老名皮フ科クリニックを継承。一般皮膚科から皮膚外科、美容皮膚科まで幅広い診療に取り組んでいる。

*1:日本皮膚科学会
*2:厚生労働省「麻酔科標榜許可」
*3:日本内科学会

震災で見た助け合いが、医師を志す原点に

海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長
海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長

ー医師を志した背景に、阪神・淡路大震災の経験があると伺いました。

小谷: 高校生の頃、神戸で阪神・淡路大震災を経験しました。

自宅の周辺にも被害はありましたが、街の中心部では火災や建物の倒壊による被害が大きく、多くの方が日常を失っていました。

学校も避難所になり、休校となりました。

それまで当たり前だと思っていた暮らしが、一日で大きく変わってしまう。

自分にとっては、人生や将来について初めて真剣に考えた出来事だったと思います。

その後、知人の先生に連れられて、しばらくボランティア活動に参加しました。

炊き出しの場には、店を休み、大きな鍋や食材を車に積んで駆けつけたラーメン店の方もいました。

料理が得意だから、自分にできることで力になろうとされていたのです。

私も一緒に調理を手伝いました。

震災の現場で印象に残ったのは、特別な誰かだけが人を助けていたわけではないということです。

料理が得意な人は食事を用意し、運転できる人は物資を運ぶ。

それぞれが自分にできることを持ち寄り、困っている人のために動いていました。

当時の私は、将来の職業を具体的に決めていたわけではありません。

ただ、学ぶことが比較的得意だった自分が、その力を何に生かすべきかを考えたとき、医師という仕事が浮かびました。

人よりも少し得意なことがあるのなら、それを自分のためだけではなく、周囲の人のために使いたい。

医療の専門性を身につけ、困っている方の力になりたい。

その思いが、医学部を目指すきっかけになりました。

医師になってからも、当時の感覚は残っています。

診察に来られる方には、皮膚について何らかの気がかりがあります。

限られた時間のなかでも、自分の知識と経験で何ができるかを考え、必要な選択肢を整理する。

それが医師としての基本だと考えています。

震災を通じて、困っている方の状況は一様ではないことも学びました。

必要な支援は、その人の置かれた状況によって変わります。

皮膚の診療でも、症状の見え方や本人が気にされていることは一人ひとり異なります。

目の前の方に対して、自分の持つ専門性で何ができるのかを考える姿勢を、これからも大切にしたいと思っています。

患者様と話す診療を求め、麻酔科から皮膚科へ

海老名皮フ科クリニック一般皮膚科待合スペース
海老名皮フ科クリニック一般皮膚科待合スペース

ー麻酔科を経験された後、皮膚科を専門に選ばれた理由を教えてください。

小谷: 震災の経験もあり、最初は救急や全身管理に関わる麻酔科に関心を持ちました。

手術中の患者様の状態を管理することは、非常に専門性が高く、大切な仕事です。

身体の仕組みを学び、多様な手術に立ち会えた経験は、その後の診療にも生きています。

一方で、働くうちに、私は患者様と会話をしながら、悩みを聞いて診療を組み立てる仕事に、より強く惹かれていることに気づきました。

麻酔科では、患者様のリスクを管理し、安全に手術を受けられるようにすることが中心です。

責任は重いのですが、麻酔中は患者様が眠っているため、日々の困りごとを聞き、その変化を追う機会は多くありませんでした。

麻酔科の領域でペインクリニックの外来を担当したことが、大きな転機になりました。

患者様と直接話しながら、痛みや困りごとについて考える外来診療に、自分は強く関心を持っているのだと気づいたのです。

たとえば、帯状疱疹後の神経痛で受診された方に対して、痛みを和らげるための対応はできます。

しかし、皮膚の症状がどのように始まり、どんな経過をたどって現在の痛みにつながっているのか。

そこまで理解して診療するためには、元となる疾患について学ばなければなりません。

痛みが生じる前の経過が見えないまま、今ある痛みだけに対応することに、物足りなさを感じるようになりました。

知識として知っていることと、外来で実際に患者様を診て、経過を踏まえて判断することは違います。

中途半端な理解のまま診療したくないと思い、本格的に外来診療を学べる環境を探しました。

そのときに出会ったのが、内科と皮膚科の両方を学べる病院でした。

皮膚科を中心に研修しながら内科についても学び、これまで自分に見えていなかった疾患の始まりや経過への理解を深めていきました。

皮膚科は、外から見える皮膚を扱う一方で、内科的な視点も外科的な視点も必要な領域です。

けが、腫瘍、アレルギーなど、診療する状態も幅広い。

皮膚を入り口にしながら、さまざまな要素を考える奥深さに触れ、より専門的に学びたいと思うようになりました。

海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長(手術風景)
海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長(手術風景)

ー皮膚外科の経験を重ねるなかで、特に大切にしていることは何でしょうか。

小谷: 研修先には、細かな手術を数多く経験してきた形成外科の先生方がいらっしゃり、手術の技術だけでなく、傷をどのように治していくかを教わりました。

できものを取る場合も、単に取り除けばよいわけではありません。

患者様には、できものを取ったうえで、できるだけきれいな状態になりたいという思いもあるのではないでしょうか。

処置そのものだけでなく、その後の状態まで考える必要があります。

ほくろを取りたいという方も、ほくろがなくなれば傷跡はどのような状態でもよい、ということではないと思います。

その相談の奥にあるのは、取った後に少しでもきれいになりたいという希望です。

そこをくみ取り、どのように治すかを考えることを大切にしています。

皮膚外科は、内科と外科の視点が交わる分野です。

状態を見極め、処置の必要性を判断し、その後の経過にも目を配る。

見た目に関わる部位であれば、仕上がりへの配慮も欠かせません。

件数だけを目的にするのではなく、一つひとつの相談の背景を踏まえ、その方にどのような方法が適しているかを考えることが大切だと思っています。

症状の先にある、その人の「なりたい姿」まで考える

海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長(診察風景)
海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長(診察風景)

ー小谷院長は、皮膚を治すだけでなく、患者様の理想像まで見据えるとおっしゃっていますね。

小谷: 皮膚は身体の一番外側にあり、周囲の目に触れやすいものです。

かゆみや痛み、できものといった症状そのものがつらいことはもちろん、肌の状態や薄毛など、見た目に関わる部分を気にされる方もいらっしゃいます。

たとえば、患者様が「ニキビを治したい」と話されるとき、目の前の凹凸が平らになれば、それだけで本当に十分なのか。

相談の奥には、「こんな肌になりたい」「この部分を気にせず過ごしたい」といった、その方なりの理想像があるのだと思います。

ただ、患者様が診察室で、ご自身の理想像を具体的に言葉にされるとは限りません。

「この人のような肌になりたい」と考えていたとしても、それをそのまま医師に伝えるのは難しいこともあります。

それでも、その方の中には、目指したい姿があると思います。

症状だけを見るのではなく、その方がどのような状態を望んでいるのかを想像しながらお話を伺います。

年齢を重ねた方であれば、若い頃と同じ状態になりたいということではなく、同世代のなかで少し若々しく見られたい、気になっているしみやしわを目立ちにくくしたいという希望かもしれません。

誰かと同じ姿を目指すのではなく、その方が今の自分として納得できる姿を考えることが大切です。

もちろん、患者様の希望をそのまま実現するという意味ではありません。

年齢や肌の状態、健康面、その方の価値観などを踏まえ、目指す状態へ近づくために何が必要かを考えます。

患者様が何を望んでいるのか。

そのためにどのような治療の選択肢があり、どこを目標にするのか。

医学的な視点からお伝えしながら、治療を組み立てていきます。

ー言葉にされていない思いをくみ取るために、どのようなことを意識されていますか。

小谷: 特別なテクニックがあるというより、自分のことのように考えることかもしれません。

周りから見れば小さなことに思えても、ご本人にとっては重大な問題であることがあります。

私自身も若い頃にニキビで悩んだことがあります。

周囲から「そのくらい大丈夫」と言われても、ご本人の気持ちはそれだけでは軽くならないと思います。

ですので、患者様が言葉にされていない部分も含め、その方が目指している状態を想像し、そこへ近づくには何ができるかを検討します。

そのためには、まず「ここなら話してみよう」と思っていただけることが必要です。

話しにくい悩みであっても、伝えてみようと思える関係が、診療の出発点になると考えています。

治療の経過のなかで、患者様の表情や話し方に変化を感じることもあります。

肌の状態や術後の経過について、満足していると話してくださる方もいます。

結果が目に見えるため、患者様ご自身も変化を感じやすいところは、皮膚科診療の特徴の一つです。

ただし、同じ疾患でも目標は人それぞれです。

医師側の基準だけで「ここまでで十分」と決めるのではなく、その方が何を気にされ、どこを目指しているのかを確認しながら治療を進めたいと考えています。

診療の質を守るため、地域のクリニックを更新する

海老名皮フ科クリニック外観
海老名皮フ科クリニック外観

ー2023年9月に海老名皮フ科クリニックを継承されました。どのような経緯だったのでしょうか。

小谷: 以前に開業を経験し、その後、今後の働き方を考えていた時期に、このクリニックを引き継がないかというお話をいただきました。

海老名皮フ科クリニックは、地域で長く診療を続け、すでに多くの患者様とスタッフがいるクリニックでした。

経営も含めて運営を担う経験がなければ、すぐに引き継ぐのは難しい規模だったと思います。

以前の開業を支援してくださった方が、私の診療やクリニック運営を知っており、「ここを任せられるのは先生ではないか」と声をかけてくださいました。

前理事長とお会いしたところ、信頼して任せたいと言っていただき、継承の話が進みました。

継承後にまず守りたいと考えたのは、受診を希望する方をできるだけ診ながら、診療の質を落とさないことです。

一人の患者様に多くの時間をかければ、より丁寧に話を聞けるかもしれません。

一方で、それによってほかの患者様が診てもらえなくなれば、本来必要な医療が届きません。

多くの患者様を受け入れることと、一人ひとりをきちんと診ること。

その両立は、地域のクリニックにとって大きな課題です。

前理事長も、その点を大切にしながら診療を続けてきました。

継承後も、診療の質を守り、さらに高めていくことは、変えてはいけない部分だと考えました。

ー継承後、診療の質を守るために、どのような取り組みを進められたのでしょうか。

小谷:まず取り組んだのは、診療の質を支えるための仕組みづくりです。

紙のカルテを電子カルテに移行し、予約や情報共有の方法を見直しました。

過去の診療内容を確認しやすくし、医師やスタッフが必要な情報を共有できる環境を整えています。

紙のカルテから電子カルテへの移行は、スタッフ全員の協力がなければ進められない大きな作業でした。

それでも、過去の情報を探しやすくし、院内で共有しやすくするためには必要な変化だと考えました。

また、クラークが電子カルテへの記録を支える体制もつくりました。

医師が画面への入力に追われるのではなく、できるだけ患者様のほうを見て話せるようにするためです。

電子カルテや予約システムを導入すること自体が目的ではありません。

記録や情報共有を仕組みで支えることによって、診察室で患者様と話す時間を確保し、診療の質につなげることが目的です。

同時に、私が経験してきた皮膚外科の診療体制も整えました。

それまで行っていなかった手術にも対応できるようにし、皮膚の症状やできものについて、院内で検討できる選択肢を広げています。

変えることは、それまでの診療を否定することではなく、地域で築かれてきた信頼を大切にしながら、診療に必要な選択肢と仕組みを加えていくことです。

その積み重ねによって、患者様が受診しやすく、スタッフも力を発揮しやすいクリニックにしていきたいと考えています。

継承したクリニックには、以前から通ってくださっている患者様もいらっしゃいます。

これまでのよさを受け継ぎながら、必要なところを整えていくことを意識してきました。

来院される方が増え、紹介で受診される方がいることは励みになります。

ご家族や知人から勧められて来られることもあり、日々の一回一回の診療を重ねることが、地域での信頼につながるのだと思います。

保険診療と美容医療を、別々の目的にしない

海老名皮フ科クリニック美容皮膚科待合スペース
海老名皮フ科クリニック美容皮膚科待合スペース

ー保険診療と美容医療を、どのように捉えているのでしょうか。

小谷: 制度上は保険診療と自費診療に分かれていますが、患者様にとっては、「目指す状態に近づきたい」という一つの思いにつながっていることが多いと感じています。

症状を治療することと、肌の状態をよりよくしたいと考えることは、必ずしも切り離せるものではありません。

こちらが制度上の区分として分けているだけで、患者様の目標から見れば、連続していることもあります。

患者様が目指す状態を考えたとき、保険診療の範囲で近づける場合もありますし、その先に自費診療の選択肢が必要になる場合もあります。

反対に、保険診療だけでは対応できない部分があるからといって、すべての方に美容医療が必要ということでもありません。

大切なのは、保険診療か自費診療かという区分を先に置くのではなく、その方がどのような状態を目指しているのかを考えることです。

そのうえで、必要な治療の選択肢をそろえ、一人ひとりに合う道筋を検討します。

皮膚の病気を治療せず、美容面だけを整えようとしても、患者様が目指す状態に近づくことは難しい場合があります。

一方で、病気としての症状を抑えるだけでは、その方が望む状態に届かないこともあります。

一般皮膚科と美容皮膚科を別々のものとして考えるのではなく、まず現在の肌の状態を診断し、患者様の希望を確認する。

そのうえで、保険診療と自費診療のなかから、必要な選択肢を考えることが大切だと思っています。

海老名皮フ科クリニック医療脱毛施術室
海老名皮フ科クリニック医療脱毛施術室

ただし、見た目を優先することで健康を損なうような治療は勧めません。

見た目が整っても、身体の健康が損なわれてしまえば、その方にとってよい結果とは言えないからです。

まさに、健康があってこその美しさだと思っています。

患者様の価値観を尊重しながらも、健康面への影響を考え、医学的に勧めにくいものは勧めない。

その線引きは、医師として必要です。

治療の選択肢が多いほど、迷われる方もいます。

だからこそ、何を目指しているのか、どこまでを希望されているのかを確かめる必要があります。

患者様が目指す状態を考え、そのために必要な治療の選択肢をそろえる。

保険診療と美容医療の両方を扱う意義は、そこにあると考えています。

相談を受け取れるチームで、地域の選択肢を増やす

海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長
海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長

ー複数の医師やスタッフが働くなかで、診療の質をどのように保っていますか。

小谷: 複数の医師が診療するクリニックでは、どの医師に診てもらっても、考え方や説明の土台が大きくぶれないことが大切です。

院内では、私自身の治療方針や診療で大切にしているポイントを、マニュアルとして共有しています。

ただ、全員を一律に縛るためのものではありません。

基本となる方向性を共有したうえで、それぞれの医師が専門性を生かし、患者様に必要な医療を考えられるようにしています。

スタッフの接遇研修にも時間をかけています。

クリニックを半日閉じ、数時間にわたって研修を行うこともあります。

皮膚の悩みは、初めて会う人には話しにくいものです。

受付やスタッフとのやりとりで不安を感じれば、症状や希望を十分に話せないまま終わってしまうかもしれません。

患者様が「ここでなら話してみよう」と思えることが、診療の入り口です。

コミュニケーションができて初めて、患者様はご自身のことを話してくださいます。

患者様の思いを受け取る役割は、診察室の中だけで完結しません。

来院時の案内、受付での応対、処置の場面など、さまざまな接点があります。

最初の対応で不快な思いをされれば、患者様はご自身の悩みを話しにくくなってしまいます。

反対に、話しやすい雰囲気があれば、診療に必要な情報を伝えていただきやすくなります。

医師だけでなく、クリニック全体で話しかけやすい雰囲気をつくり、受け取った情報を診療につなげることが大切だと考えています。

海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長
海老名皮フ科クリニック小谷和弘院長

ー今後、どのようなクリニックを目指していきますか。

小谷: 患者様への向き合い方やサービスの質をさらに高めていこうという目標を、院内で共有しています。

診療体制、治療の選択肢、サービスのあり方には、まだ改善できることがあります。

明確な目標を持ち、今よりよくするために何ができるかを、医師やスタッフがそれぞれ考えていくことが大切だと思います。

治療の選択肢についても、私が医学的に必要だと考えるものは、保険診療から美容医療まで検討できるように整えていきたいと考えています。

一つの方法だけを提示するのではなく、患者様が目指す状態に応じて、必要な選択肢を考えられるクリニックでありたい。

そして「海老名皮フ科クリニックに相談すれば、まず状況を整理できる」と思っていただける場所を目指しています。

患者様がどの治療を受けるべきか迷ったとき、現在の状態を診断し、考えられる選択肢を示す。

必要であれば処置や手術を行い、美容に関する希望があれば、健康面も踏まえて一緒に考える。

皮膚のことで困ったときに、まず相談してみようと思っていただけること。

その相談に対して、院内でどのような対応ができるかを考え、必要な治療につなげていくこと。

地域の皆様にとって、そのような場所であり続けたいですね。

インタビューを終えて

小谷院長が繰り返し語ったのは、治療の中心にあるのは症状の名前だけではなく、その人がどのような状態を目指しているかということだった。

皮膚は人目に触れやすく、その変化をご本人が日々感じるものでもある。

だからこそ、見えている症状だけで終わらせず、相談の奥にある理想像まで考える必要があるのだろう。

麻酔科で身につけた全身を見渡す視点。

外来で患者様と話すなかで深まった問い。

皮膚外科で学んだ、処置後の状態まで考える姿勢。

異なる領域で重ねてきた経験が、小谷院長の診療につながっている。

症状だけでなく、その人がどのような状態を目指しているのか。

相談の奥にある理想像まで見据えて診療を組み立てる、それこそが、海老名皮フ科クリニックらしさを表す診療姿勢なのだろう。

海老名皮フ科クリニックについて

海老名皮フ科クリニックについて
項目 詳細
クリニック名 海老名皮フ科クリニック
理事長・院長 小谷和弘(こたに かずひろ)
クリニック紹介 2010年開院。2023年9月に小谷和弘院長が継承。一般皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・皮膚外科・美容皮膚科に対応し、目の前の症状だけでなく、患者様が目指す姿まで見据えた診療を大切にしている。電子カルテやクラークの導入、医師間での治療方針の共有、スタッフの接遇研修などを通じて、患者様が相談しやすく、納得して治療を選べる環境づくりに取り組んでいる。
所在地 〒243-0436
神奈川県海老名市扇町12-28 エースフォレスト2階
アクセス 小田急線「海老名駅」から徒歩約5分
JR相模線「海老名駅」から徒歩約3分
電話番号 一般皮膚科:046-236-1112
自費美容予約・カウンセリング専用:046-205-5330
診療時間 月〜土 10:00〜13:00/15:00〜18:30
休診日:日曜・祝日
Webサイト https://ebinahifu.com/
ご予約 Web予約、電話予約
インタビューした人
小泉真治
フォトライター/編集者
小泉真治
企業広報・教育分野を中心に、インタビュー記事の企画・撮影・執筆を一貫して担当。人物の「想い」や背景を引き出し、言葉とビジュアルの両面から伝えるコンテンツを制作している。製造業・教育分野では、工業高校と産業界をつなぐプロジェクトを立ち上げ、メディアの企画・編集を主導。企業向け健康支援サービスを展開する企業にて、コンテンツ制作およびメディアの企画・編集・制作を統括。
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