生理が始まったと思ったら出血しないのはなぜ?腹痛症状の原因と知恵袋の体験談まで紹介!
生理周期は25日〜38日程度と個人差がありますが、ピルの休薬期間に出血が出なくて生理が来ないと不安になる人は多いですよね。
安全日はいつになるかは個人差がありますが、生理前の高温期から低温期にならない状況やコンドームをつけずに性行為をすると、生理予定日5日目になっても出血がなければ早期妊娠検査薬や妊娠検査薬で速やかに陽性・陰性判定の確認をする流れがおすすめです。
とはいえ、生理予定日になっても出血しない理由は妊娠だけではありません。
本記事では、生理が始まったと思ったら出血しない理由や対策まで不安に感じるポイントを詳しく紹介しています。
生理が始まったのに出血が出ない時に考えたいこと
生理が始まったのに出血が出ない状況であれば、妊娠初期症状以外でも複数の原因が考えられるため、異変を自己解決することなく正しい理解を深めることが重要です。
一般的な生理周期は25日〜38日程度ですが、20〜140ml程度の経血量が4〜7日間程度継続することが通常で、全く出血がない状況であれば体内で何かしらのトラブルが生じている可能性があります。(参照:厚生労働省「働く女性の心とからだの応援サイト・月経について」)
身体のトラブルが生じた場合は速やかに婦人科や産婦人科の医師へ相談がおすすめで、自己判断を避けることが重要です。
まずは、生理が始まったのに出血が出ない時に考えたいことを理解し、不安の少ない対策ができるようにしましょう。
月経異常の可能性あり!身体の負担や症状を分析が重要

月経異常(生理不順)とは「正常な月経の症状とは異なる状態」を言います。
具体的には、生理周期25日〜38日程度・経血量20〜140ml程度・生理期間4〜7日間程度の症状がないことになるので、毎回の生理症状をチェックしておかなければ見落とす可能性が高いです。
中には生理不順で頻発月経や稀発月経・無月経で生理がくる時期がバラバラな人もいますが、生理周期に異変を感じたら月経異常を疑うことがおすすめとなります。
月経異常(生理不順)の原因は、ホルモンバランスの乱れや環境の変化・子宮や卵巣の病気も想定できるため、身体の異常をいち早く分析するためにも速やかに医師へ相談すると良いでしょう。
ホルモンバランスの異常による症状は複数考えられる

月経異常(生理不順)や生理期間になっても出血しない症状は、ホルモンバランスの異常で生じることもあるため、身体の負担を軽減させることが重要です。
ホルモンバランスが乱れると、痩せすぎや強いストレスを感じている状態の継続・排卵出血(中間期出血)などの症状も想定されます。
さらに生理周期や生理期間が乱れて、過短月経(出血が2日以内で終わる)や過少月経(経血量が極端に少ない)の症状も考えなくてはなりません。
ホルモンバランスの異常から、早発卵巣不全(POI)や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの病気が生じることもあるため、月経異常やホルモンバランスの乱れを実感したら専門医による検査を受けましょう。
早発卵巣不全(POI)
40歳未満で卵巣機能が低下して無月経(月経が3ヶ月以上無い状態)となった状態です。早発卵巣不全には、永久に月経が停止するタイプ(早発閉経)と、卵巣に卵胞が少数存在するため非常に低い頻度ながらも卵胞発育や排卵が起こるタイプの2つが有ります。ただし、両者の鑑別は困難です。
一般社団法人日本内分泌学会
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群 (polycystic ovary syndrome : PCOS)とは、「両側の卵巣が腫大・肥厚・多嚢胞化し、月経異常や不妊に多毛・男性化・肥満などを伴う症候群」と定義されています。液体で満たされた袋状の病変(嚢胞)が卵巣に多数生じ、卵巣が腫れて大きくなることにちなんで名づけられました。女性の約5~10%にみられ、一般的な不妊症の原因となっています。原因は完全に解明されているわけではありませんが、脳下垂体から分泌されるホルモンと、卵巣から分泌される女性ホルモンのバランスが崩れ、排卵が障害されると考えられています。また、多嚢胞性卵巣症候群の女性の多くでは、インスリンの作用に対する細胞の反応性が低下した状態(インスリン抵抗性または前糖尿病と呼ばれます)がみられます。月経異常があること、超音波断層法検査で両側卵巣に多数の小卵胞が見えること、血中ホルモンの異常により診断されます。
公益社団法人日本産婦人科医会
子宮や卵巣の病気も想定できることから早めに医師へ相談がおすすめ

子宮や卵巣の病気には様々な種類があり、例えば、子宮筋腫や子宮腺筋症・子宮頸管ポリープ・子宮頸がん・子宮体がん・子宮内膜症などいち早く治療が必要な場合があります。
生理が始まったのに出血が出ないだけで判断はできないですが、異変を感じたら婦人科や病院で精密検査を受けることで治療が遅くなるリスクを避けられる可能性もあるでしょう。
少しでも早く生理における出血状況の確認をするためには、日頃から生理周期の確認や異変を理解することになるため、日頃から身体の状態を理解することが重要です。
生理が始まったと思ったら出血しないと疑問に感じていたら、対面診療の婦人科あるいは病院で相談してみると良いでしょう。
生理が始まったのに出血が出ない理由
生理が始まったのに出血が出ない理由は、5つの原因が想定されるため、速やかな対策が必要です。
- 1 生理が始まったのに出血が出ない理由①:ストレスやメンタル面の負担
- 2 生理が始まったのに出血が出ない理由②:体型や体重の変化・痩せすぎの状態
- 3 生理が始まったのに出血が出ない理由③:排卵出血(中間期出血)の症状
- 4 生理が始まったのに出血が出ない理由④:年齢・加齢の影響
- 5 生理が始まったのに出血が出ない理由⑤:妊娠初期症状で生理が始まっていない
身体のトラブルを最小限にするためにも、生理が始まったのに出血が出ない5つの理由を参考にして、不安の少ない環境で生活ができるようにしましょう。
生理が始まったのに出血が出ない理由①:ストレスやメンタル面の負担

1つ目の生理が始まったのに出血が出ない理由は、ストレスやメンタル面の負担です。
ストレスやメンタル面の負担が大きくなると、性腺刺激ホルモンの分泌が抑制されるため、生理周期がズレる可能性があります。
さらには、生理がきても過少月経(経血量が極端に少ない)で出血が少なく感じて、異変を感じる体験談で悩む人は少なくありません。
ストレスやメンタル面は、環境の変化や人間関係・睡眠不足などから生じるため、リラックスした環境で過ごせるよう見直すことが重要です。
生理が始まったのに出血が出ない理由②:体型や体重の変化・痩せすぎの状態

2つ目の生理が始まったのに出血が出ない理由は、体型や体重の変化・痩せすぎの状態です。
体重は、肥満あるいは痩せすぎのいずれも身体に大きな負担がかかるため、BMI18.5〜24.9の範囲(理想はBMI22)を目指してコントロールすることがおすすめになります。
痩せすぎると生理不順になりやすい体験談は多いですが、肥満体型(BMI25異常)であっても脂肪組織が増加することでエストロゲンの過剰産生・インスリン抵抗性が生じることで、生理不順や過少月経(経血量が極端に少ない)の症状が出る可能性があります。
バランスの良い食事と運動で、肥満や痩せすぎの体型対策をすることも重要になることを覚えておきましょう。
生理が始まったのに出血が出ない理由③:排卵出血(中間期出血)の症状

3つ目の生理が始まったのに出血が出ない理由は、排卵出血(中間期出血)の症状です。
排卵出血(中間期出血)とは、生理と生理の中間(排卵期)に生じるエストロゲンの急激な減少や卵胞破裂に伴う少量の出血で1〜3日程度で治ることが多くなっています。
エストロゲンの急激な減少などのホルモン変化が原因で、一部の子宮内膜が剥がれ落ちることで出血(茶褐色〜ピンク・鮮血)が生じる現象です。
症状によっては軽度の腹痛が生じることもありますが、自然治癒で治療することは基本になります。
ただし、腹痛が継続する場合や出血が止まらなければ子宮や卵巣の病気も想定できるので、早めに医師の診察を受けた方が悪化やトラブルを回避しやすくなるでしょう。
生理が始まったのに出血が出ない理由④:年齢・加齢の影響

4つ目の生理が始まったのに出血が出ない理由は、年齢・加齢の影響です。
年齢を重ねていき閉経に近づくことで経血量の減少や生理周期が不安定になることも多く、生理が始まったのに出血が出ないと感じることもあります。
女性ホルモンは年齢を重ねることで少しずつ分泌が減っていくため、生理期間中の出血量が少なくなり、不安に感じるかもしれません。
基本的には正常な症状ではありますが、急激に出血量が減った場合は別の原因も想定されるので、自己判断しないようにしましょう。
生理が始まったのに出血が出ない理由⑤:妊娠初期症状で生理が始まっていない

5つ目の生理が始まったのに出血が出ない理由は、妊娠初期症状で生理が始まっていないためです。
万が一、妊娠している場合は生理前の高温期から低温期にならずに、早期妊娠検査薬や妊娠検査薬で検査をすると陽性判定がでます。
ただし、妊娠している場合でも着床出血が生じる可能性はあり、生理の症状よりも出血量が少ない上に色が薄いことが特徴です。
着床出血は通常1〜3日程度で止まりますが、強い腹痛を感じることは少なく、生理における不正出血とは異なります。
妊娠初期症状で出血を確認すると流産を疑う人もいますが、着床出血であれば妊娠管理をする中での症状になりますが、腹痛が強い場合や出血が止まらない・色が濃いなどの症状が出た場合は早急に医師へ確認がおすすめです。
妊活をしていて生理予定日付近に着床出血が出ると焦る人もいますが、落ち着いて現状を把握するために、産婦人科や婦人科で検査をしてもらいましょう。
出血が出ない・低温期に入らないなら妊娠している可能性も想定しよう
本記事で紹介している通り、生理前になると胃痛の症状が出たり、生理前の高温期で体温が上がって眠くなることは多いです。
一方で、生理予定日になっても出血が出ない・低温期にならないなら、妊娠初期症状の可能性も想定して早めの検査がおすすめになります。
妊活をしている状況であれば葉酸を多く摂取して栄養バランスの見直しが重要になりますが、スピードのある判断力がポイントです。
後悔のない対策をするためにも、出血が出ない・低温期に入らないなら妊娠している可能性を想定して、適切な対策ができるようにしましょう。
生理が始まったのに出血が出なければ生理予定日の5日目以降に妊娠検査薬を使用

生理予定日になっても出血が出ない状況であれば、生理予定日・ピルの休薬期間5日目以降に市販の早期妊娠検査薬や妊娠検査薬で検査がおすすめです。
早期妊娠検査薬を使用する人は少しでも早く検査をしたい人が該当しますが、一般的な妊娠検査薬で精度の高い検査をする方法が通常になります。
| 早期妊娠検査薬 (フライング用) |
一般的な 妊娠検査薬 |
|
|---|---|---|
| 検出感度 | 10~20mIU/mL | 25~50mIU/mL |
| 使用可能時期 |
生理予定日 2〜5日前から |
生理予定日 5日後から |
| 判定精度 | 偽陽性・偽陰性の可能性 | 判定結果の精度が高い |
精度の高い妊娠検査をするなら通常の妊娠検査薬で検査との相性がよく、生理予定日5日目以降を目安に検査をします。
不安やもどかしさを感じる可能性は高いですが、生理予定日の5日目以降まで待って妊娠検査をすると良いでしょう。
妊娠検査薬で陽性判定なら産婦人科で確定検査を受ける

万が一、生理予定日になっても出血が出ない状況で妊娠検査をして陽性判定であれば、産婦人科で確定検査を受ける流れがおすすめです。
確定検査は生理予定日の1週間後あたりなら妊娠5週頃で受けることができ、超音波で胎嚢(赤ちゃんの袋)の確認をします。
その際は子宮内妊娠あるいは子宮外妊娠の区別までしてもらえますが、妊娠検査薬で陽性判定が出てから検査を受ける流れになるのでスケジュールを待つ必要があります。
出産を希望しない場合は妊娠21週6日までに中絶の判断もしなくてはならないため、確定検査まではスムーズな相談が重要です。
妊娠を望まない場合は排卵日を避けてコンドームを正しく装着した性行為が重要ですが、避妊目的の低用量ピルの種類を継続して飲み続けるなどの対策をしましょう。
妊娠検査薬で陰性なら月経異常の可能性から医師へ相談がおすすめ
生理予定日になっても出血が出ず、妊娠検査薬でも陰性判定だった場合は、月経異常の可能性を疑うと良いです。
具体的な原因は本記事で紹介している通り、5つの想定はできますが、精密な検査を受けないと判断が難しいことが多いでしょう。
- 1 生理が始まったのに出血が出ない理由①:ストレスやメンタル面の負担
- 2 生理が始まったのに出血が出ない理由②:体型や体重の変化・痩せすぎの状態
- 3 生理が始まったのに出血が出ない理由③:排卵出血(中間期出血)の症状
- 4 生理が始まったのに出血が出ない理由④:年齢・加齢の影響
- 5 生理が始まったのに出血が出ない理由⑤:妊娠初期症状で生理が始まっていない
通常であれば生理期間になると出血が出ていても、急な変化を感じていたら、身体の中で異変が生じていることを想定して速やかに医師へ相談がおすすめです。
自己判断することなく、正しい診断を受けることで、遅れることなく適切な対策ができるでしょう。
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